TECHNICAL COLUMN
リップシンクとは。
音ズレ・画音同期の原因と調整方法
リップシンクとは何か。ライブ配信や動画で口の動きと音声がズレる理由、映像処理と音声処理の時間差、音声遅延による調整方法を解説します。

リップシンクとは、映像信号と音声信号の同期がとれているかを表す言葉です。
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リップシンクとは?

リップシンク(Lip Sync)とは、直訳すると「唇の同期」となりますが、映像制作の世界では映像信号と音声信号の同期が取れているか否かを表す言葉です。
太鼓を叩いた瞬間に音が鳴り、手拍子に合わせて音が鳴るのは自然界では当然ですが、映像制作の世界ではこれがズレることがあります。
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どんな時にリップシンクがズレるの?
映像と音声では、処理にかかる時間が異なります。映像信号は音声信号よりも情報量が多く、テロップ、色補正、ビデオキャプチャなど、各処理の段階で一定の時間がかかります。
一方、音声は映像よりも信号処理にかかる時間が短く、映像と音声が同時に処理を始めると音声の方が早く処理を終え、映像より早く再生されることがあります。これがリップシンクがズレる原因です。
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リップシンクのズレを調整するには?
音声信号を遅らせて映像信号に合わせることで、見かけ上の画と音の再生タイミングを一致させ、視聴者に違和感を与えないよう調整します。
生放送ではオーディオ遅延装置などを用いて音声を遅らせることができます。編集の場合は編集ソフト上で調整します。
調整の際には、カメラに向かって手を叩いたり、「パピプペポ」と破裂音を発音して、調整者が確認しやすい状態を作るのがおすすめです。
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最後に
リップシンクがズレていることを「音ズレ」と言う場合もあります。実際には映像が遅れているケースも多く、「画ズレ」と言いたくなる場面もあります。
いずれにしても、画と音がぴったり同期しているのは気持ちが良いものです。日頃ご覧になっている映像作品の画音がズレていないのも、この調整がきちんと行われているからです。
