企業式典/多拠点中継
入社式の 多拠点中継を 5元から17元へ 拡大
企業式典を手掛けるイベント会社様と、企業グループの入社式を支援。2024年度の5元中継から、2026年度は17元中継へ中継会場を拡大しました。

配信の概要
東京都内の本拠点と全国会場を結ぶ約2時間30分の入社式。5元、7元、17元へと段階的に拡大しました。
発注者が 抱えていた課題
過去の音声フィードバックと、技術構成が共有されず主催企業へ説明しにくい状態を解消すること。
会場・回線・ 運用条件
2026年度は本拠点1会場と全国16会場。各会場3〜5人の技術体制を編成し、全会場を事前確認しました。
本番結果
無用な音声フィードバックが解消され、サテライト会場と安心して中継を繋ぐことができるようになりました。
BACKGROUND
音声事故と、 共有されなかった 配信設計
イベント会社様が抱えていた課題の一つが、会場間中継の音声でした。以前の技術体制では音声フィードバックが発生し、本番終了まで解消できなかった経験がありました。
また、回線設計図や配信網の構成図が共有されず、イベント会社様が主催企業へ中継方法を説明しにくい状態でした。
中継車を使えば解決しやすい一方、条件によっては1会場だけでも技術予算が1,000万円を超えます。すべての会場へ中継車を配置する方法は、予算面で現実的ではありませんでした。
DESIGN & COMMUNICATION
技術を ブラックボックスに しない
東京ライブ配信は、テレビ・ラジオ番組制作で培った中継技術を、PCベースの小回りの利く構成へ落とし込みました。必要な信頼性を確保しながら、費用を大幅に抑えるためです。
打ち合わせ段階から配信網の模式図や構成図をイベント会社様と共有し、主催企業への説明資料としても活用いただきました。
構成図は単なる技術資料ではありません。イベント会社様、主催企業、各会場のスタッフが、同じ前提で判断するための共通言語です。
FIELD SURVEY
すべての会場を 現地下見し、 3Dスキャンで共有
これまでに接続したすべての会場を、技術チーフの森下が現地下見しました。会場の広さ、電源、音響設備、通信回線、照明、ケーブル敷設経路に加え、同じフロアで予定されている催しや、最寄りの家電量販店まで確認しています。
各会場は3Dスキャンで記録して関係者へ共有。現場入り前から配置やケーブル経路を把握できるようにしました。
各会場には、東京ライブ配信が選定・手配・統括する協力スタッフを含め、3〜5人の技術体制を編成。本番前日と当日には全会場を接続し、音声フィードバックや遅延を確認しました。
ONE TEAM
離れた会場にも、 一体感をつくる
各会場からの役職者挨拶に加え、その日の朝の様子を収めた映像を上映するなど、全国が一つの式典へ参加していると感じられる進行を支えました。
2026年度には、各会場からスマートフォンで写真を投稿し、そのタイムラインを全会場で一緒に見る演出も行われました。
RESULT
5元から7元、 そして17元へ
2024年度から2026年度まで、式典の進行が止まる事故は発生していません。音声フィードバックもなく、すべての会場が台本で予定された場面に参加しました。
イベント会社様からは、「東京ライブ配信さんに任せておけば安心」との評価をいただいています。
2026年8月時点で、2027年度の実施も決定しています。こちらは本番前のため、上記の実績には含めていません。
在京テレビ局の選挙特番で培った多元中継の経験を生かし、本拠点で指揮を執った森下は、今回の規模を「17元中継は、ほぼ選挙特番なんですよ(笑)」と振り返ります。
SIMILAR PROJECT
多拠点中継の イベントを、 説明できる設計から。
発話する会場、視聴する会場、回線、音声、進行、予算を整理し、関係者が理解できる構成をご提案します。
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